投稿時食べログ口コミ件数:133件
イタリア大衆食堂を感じさせる空間で出てくるパスタはボリューム満点のド迫力、まさにイタリア・マンマのフィーリングだった!
店のオープンが1991年ということで、もう25年もやってるんですね。オープンしたての頃は、毎週のように通っていました。私も若く、とにかく腹減ってましたから、いつも大盛で。
また、ここの大盛があり得んくらいのボリュームで(笑)。当時はフライパンで出てきたのを記憶しております。
オーダーしたのはいつも決まって、ヒロシソース(オリジナルブラウンソース)の上に、フィッシュアンドチップスの白身魚のフライがのってるやつ。タルタルソースがドカーンと魚フライの上にのってて、ジャンキーで大好きでした。その後、いつの間にか、白身魚バージョンはメニューからなくなっちゃいましたが…。今は大盛の提供の仕方もフライパンではなくて、普通の皿で出しているようです。
ランチは混みますが、夜は比較的ゆっくりできて、ワインなんかもけっこう揃ってます。
食べログの評価は、3.10とあまり高くはないですが、なんとなく理由はわかります。ヒロシはちょっと大味でシンプルな味付け、でボリューム満点。こういうタイプの店は食べログでは評価されにくい。
うまいパスタの店は沢山ありますが、そういうテイストは往々にして毎週食べれない味だったりします。ココイチのカレーは毎週食べられても、専門店のカレーはたまにでいい、みたいな?ここヒロシは毎週食べられる味のような気がします。
まず、大盛の店っていうだけで食べログでは相対的に評価が低くなってしまう傾向を感じます。
食べログで点数持ってる人は、食べ歩きしてるグルメ蘊蓄タイプが多いので、高得点付けても、最初の一回ぽっきりでもうその店に行くことはなかったりします。
結果、食べログ点数高いのに、それほど流行っていない店があったり、その逆で、食べログ点数が低いのに行列ができる店があったりする。後者は今回の「ヒロシ」や「本郷亭(笑)」ですね。
※本郷亭名駅はあんだけ混んでて、3.00ですから(泣)。
店経営する側は、やはりビジネスですから、食べログ点数が高くても暇してたらしょうがない訳で。
店も食べログの点数にあまり振り回されない方がいいのかなと…。
話はそれました。すいません(笑)。
で、ヒロシに戻りまして、この店はメニューも豊富でどれを選ぶか迷いますので、撮りためた写真をUPしてみます。初めてヒロシに行く方の参考になればうれしいです。
※基本的にどれも美味しく頂けますが、私の個人的嗜好で星付けてみます。
あさりときのこのクリームソース。1120円。
★★★★☆
カルボナーラはちょっとくどいんだけど、このあさりバージョンのクリームソースはいけます。あさりがたくさん入ってて、貝好きの自分としては嬉しい限り。写真見ると玉葱の切り方も大雑把です(笑)。この辺の、ノリがヒロシの美味さの秘訣かも…。
※量が多いので、一口目は「うまいっ」って感じますが、後半くどくなってしまうのが難点。
数えたら、アサリはちょうど10個入っていた(笑)。
サルサネーロ・イカ墨のスパゲティ。1100円。
★★★★★
ヒロシのイカ墨は全然臭みがなくて、食べやすい。逆にあっさりしているかな、と感じる程。イカ墨苦手な方も一度トライしてみては?
写真では分かり辛いが、パスタの下にオリーブオイルが大量に敷き詰めてある(笑)。後半、飽きてきたタイミングでこのオリーブオイルと麺が混じり合い、ちょっと違う味わいになり二度楽しめるのだ…。
明太子とツナマヨ。980円。
★☆☆☆☆
これは、ラ王パスタの味(笑)。ふつーすぎてつまらない。上にのっているツナの量も少ない。お勧めしません。
店内のオブジェ、豚コック。
カペルサンテ・ホタテ貝とナス。1010円。
★☆☆☆☆
けっこうあっさりめのトマトソースで、大味ヒロシの良くないところが前面に出てしまっている。うまみが弱いので、速攻で塩コショーミルで挽きたくなる。
この味なら、家でできる。わざわざヒロシで食べなくてもいいかなと。ヒロシではトマトソースベース全般、お勧めしません。
ボンゴレビアンコ(アサリ)。1080円。
★★☆☆☆
あれ、って思うくらいあっさりしてる。麺とスープに一体感がなく、アサリにも味が染み込んでいない。これもあまりお勧めしない。
海の幸のアーリエオーリエ。1050円。
★★★★☆
にんにく・オリーブオイルベースだけど魚介類とパスタとの一体感がある。なにより、海の幸の量が多くて嬉しい。ランチもいいが、夜に白ワインと合わせたくなる味です。昼から呑んでもいいけど(笑)。ところどころに顔を見せる厚切りニンニクがえぐい…。
ヒロシソース・からあげ。810円。
★★★☆☆
ランチ限定のこのちょっとあんかけ風のソースがくせになる。スパイシーで酸味もある独特なソースです。トッピングの唐揚げもサイズはデカいがモモ肉ではなくムネ肉なので、パサついていてけっこうあっさり。意外と食べれてしまう。レモン絞って、酸味のあるソースにこのあっさり唐揚げを付けて食べると、酸・酸が重なり合いなんとも言えん味になる。
逆にこのヒロシソースにはもうちょい甘味を加えた方がいいような気もするが、そうすると普通のあんかけソース寄りになってしまうのかも知れない。
※このヒロシソースの白身魚フライバージョンが昔あった。是非とも、復活望む!!
牛肉のラグーソースとガーリックトースト。1330円。
★☆☆☆☆
物凄く、濃厚でくどい(笑)。何だろう、このヒロシの味付けは本当に面白い。中庸ではなく、角が立ってる。ゆえに、ハマった人はその味にどっぷりつかってしまうのかも知れない。
これだけ濃厚なパスタなのに、おまけ?で付いてくるのがガーリックトースト(爆)。こいつとガーリックトーストをおかずに白飯いるわ、いう話です。
これだけ濃い味付けなら、添えるパンはプレーンで、味がほとんど付いてないやつがいいのではないか?
左側がガーリックトースト。配膳時にお姉さんがチーズをこれでもか、と削ってくれます(笑)。そして、さらに濃厚になってしまう!?
【ランチのドリンクセット】
+200円でドリンクとサラダが付いてくる。ドリンクはウィルキンソンのジンジャーエールなんてのもチョイスできる。これはお値打ちなので、ランチ時は必須!
私はいつもアイス・エスプレッソのブラック。すぐに掻き混ぜないと水っぽくなるよ、といつもママに怒られる(笑)。
ドリンクセットのサラダ。量もちょうどいい。だいたいポテサラがちょこっと入っている。この日のサラダのドレッシングは和風醤油だった。
この日のセットサラダはポテサラなし。ドレッシングもサウザンタイプ。日によって変えているようだ。
ここがいい。
- 量が多い(笑)
ボリュームがある、これにつきる。お腹が減っている時など無性にヒロシのパスタを食いたくなる。 - 大味なところ
これは誉め言葉です。例えば、にんにくの切り方一つでも豪快。ニンニクスライスが5mmくらいあったりする(笑)。このアバウトさが絶妙にイタリア食堂のテイストを醸し出す。 - ドライな接客(笑)
ランチタイムは特にそっけないです(笑)。この突き放したような接客がべとついてなくて昼にはGOOD!!。昼から暑苦しい接客は勘弁!?
ここがいまいち。
- 大味なところ(笑)。
けっこう日によって味にバラつきがあったりする。こういうテイストの店は男向けだろうと思うが、ランチタイムは若い女性が大半だったりする。やはり、女性もたくさん食べたいのだ…。 - パスタ麺にもう一工夫
バリラ社の麺を使っているようだが、ソースによってもうちょっとバリエーション増やしても面白いような。
とにかく大食いで一度もヒロシに行ったことない人は是非、訪店してみて下さい。もちろん、大盛指定で…。
※ヒロシの全席完全禁煙は素晴らしいです!
■スパゲティハウス HIROSHI(ヒロシ)
052-251-9663
愛知県名古屋市中区新栄2-47-2
営業時間
11:00~22:30(L.O.22:00)
ランチ営業、日曜営業
定休日:無休
全面禁煙
モネの評価 総合34点
6★★★★★★☆☆☆☆ 料理・味
4★★★★ サービス
6★★★★★★ 雰囲気
5★★★★★ コストパフォーマンス
5★★★★★ 酒・ドリンク
5★★★★★ 清潔度
3★★★ 独創性・素材
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