酒場で酒場の達人を探す

sakaba_column_03

スーパーの食品売り場なんかで、惣菜とか野菜とか物色しているとき、隣りの人の買い物かごが目に入ることありません?

そんなとき、

やらしい話、

この人、なかなかしぶいもの買ってんなぁ、半額シール貼ってあるけど、買い方上手いなぁ、なめこか、今日特売かぁ、味噌汁にでもするのかなぁ、セレクトがいいセンスしてんなぁ、みたいな(笑)

で、その人が買ってるなら、ここの巻き寿司、けっこういけるんちゃうか、と自分も買ってみたり。

逆に、僕の買い物かごの中身をガン見している人もいたりして(笑)

隣りの芝生は青い、っていうか、人の買ってるものは、なんか美味く見えるもんです。

こういった例は、酒場でもありますね。

初めて行った店なんかでは、僕はその店でセンスの良さそうな常連客を探します。

で、その人のオーダーしたものをこっそりチェックして、

「デフォルトでは付かないけど、頼めば、生姜醤油付けてくれるんだな。確かに、生姜醤油の方がポン酒には合うぞ!」みたいな(笑)

そのへんの酒場適応力はわたくしモネはなかなかあるようで、瞬時にその店のスタイルとか決まりごとなんかを察知する!

この店は、

「皿下げないからテーブル会計で、伝票付けないんだな」とか、

「塩かタレ、指定しないといけないんだな」とか、

「酒オーダーが先で、料理はあとから頼むシステムなんだな」などなど。

隣りの客と会話になって、

「実は僕、この店、初めてなんすよ」というと、「嘘、付け!」とよく言われます(笑)

逆に、ものすごく、キョロキョロ、そわそわして、挙動不審感丸出し、THEいちげんプレート首から下げてる人、いません?(笑)

そこまで、突き抜けると逆にいいかも!?

まわりの方が、ほんと、親切にします(笑)

コメント