やば鳥やば町やばちょう（焼き鳥）中区大須

投稿時食べログ口コミ件数：13件

大須の一角に隠れ家的な穴場の焼鳥屋（きんぼしの店主が修行したらしい！？）があった！

大須の一角に隠れ家的な穴場の焼鳥屋（きんぼしの店主が修行したらしい！？）があった！

場所は大須。赤門通交差点の北東。裏門前公園の南側の筋を東に向かってすぐ。

このお店の前の道は大須を行き来する際によく通るので、何か妙な店があるな？とは思っていたのですが、ずっと何屋？なのか分からずじまいでした。

四角いコンパクトな灯篭みたいな電灯に手書きで「やくとり」と書いてある…

やくとり、が店名なのか？やきとりじゃないのか？炭火とも書いてあるから焼鳥の店ではあるのだろうと。

店のエントランス。木製のプレートには手書きで「やば町（やばちょう）」と書いてある(笑)。

壁のレンガの凹凸はかなり激しい。内装・外装工事は自分達がDIYで工事した手造りなのだろう。

DIY感、満載の店は基本的に外れが多い。

店の営業・経営というのはとにかく時間が掛かる。買い出しとか仕込み、掃除とか…。はっきり言って内装や外装を自分でやっている時間もなければ、そこに注力する気力もなくなる筈。低予算でお店を始めたいから内外装自分でやって、お店が完成した。しかし、メニュー開発がおろそかで、肝心の料理がイマイチと言う店はかなり多い気がする。

正式な店名は、やば鳥（やばちょう）のようで、洒落で「やば町」と分かり辛くしている（笑）。

こういう奇をてらったことをする店は往々にして外れの店が多い。

店名でだいたい分かるんですわ（笑）。～本舗、とかも駄目です。あと、～系○○とか、○○専門店とかも地雷。焼鳥○○、直球勝負でええやん！いう話です…

店のドアの左サイドには、小さく、「禁煙」書いてある。

禁煙店で、しかもビールはサッポロをチョイスしている店はかなり、期待できる。

全席禁煙の呑み屋は基本的に美味くて外れなし。

ここでしばし、脱線します。

ざっくりとした失敗しない店選び

私的ですが、自分の経験則で良い店と言いますか、失敗しない店選び。地雷を踏まない基準がありまして、それをちょっと紹介します。

奇をてらった店名の店は×
あまりにも、手造り感満載の店は×
サッポロ赤星（黒ラベルでもよし）が置いてあって、禁煙の店に外れなし。

みたいな感じです。

ここ「やく鳥（やく町）」は１、２、３と全て当てはまるｗｗｗ

店内写真撮影禁止とカウンターに張り紙がしてあったので、以下　写真無しです。

オーダーしたのは、

焼鳥コース 1,200円（7本）

ささみ
アスパラ巻き
しそ巻き
南蛮焼き
つくね
砂肝
ステーキ串

お通し / キャベツ、人参スティック入り（味噌ディップ）

瓶ビール（サッポロ黒ラベル・中瓶）

ここからレビュー

あらかじめ、先にエキスキューズすると、自分には塩気が濃いこともあり合わない焼鳥でした。結論としては、コース1200円のリーズナブルな料金＆禁煙、という最強の武器を備えているお店なので、期待して訪店しましたが、ちょと残念でした。

１本目は「ささみ」。普通に頂いた。

２本目は「アスパラ巻き」

このアスパラ巻き、味が濃い。塩コショウ振り過ぎ（笑）。尋常じゃないくらいの塩梅。こりゃあかん。この店は若い人向きだとわかる。

食べログには、塩が強めで酒に合うと書いている方もいた（食べログ／ヤマサさん）。

いやいや、それにしても強すぎるやろと。※個人的には、どっちかいうと焼鳥はパンチが効いていた方がいい自分でこれだから、相当濃いと思う。

正直、この２本目のアスパラ巻きで、帰りたくなった。

３本目からも特に印象なし。

どの串も、串とタレとの一体感がないように感じます。タレの味が前面に出てきて、ネタの味と分離してしまっている。握りなんかでも、ネタとシャリとの一体感がなく魚とコメの味が別々にする寿司ってあるでしょ？そんな感じです。だったら、刺身定食でええやん！みたいな…

「つくね」などの歯応えもあまりよろしくなく、ボソボソっとした感じ。

どの串もテクスチャが良くなく、見た目、串のルックスも地味。

うまい焼鳥ってオーラがあるじゃないですか！？オレ食ってみろ、オレ美味いぞ、と串が語り掛けてくるような（笑）。そのオーラがなく、地味で優しくおとなしい感じがする。

あれ、あれ、と反芻しながら食って行って、気付いたら最後の「ステーキ串」へ。

「ステーキ串」は肉の味がせずに、タレの味が思いっきり攻めてくる。タレがベトベトで美味しくない。自家製で赤ワイン付けてどうのこうの、いうタレではないと思う。間違っていたらすいません、多分、業務用の焼肉のタレを使っていると思う。冷えたタレに肉をどっぷりつけているだろうから、温くなく多少冷め気味なところも残念。

食べログでこのお店を褒めていた、前述のヤマサ氏などは、あの野嵯和なんかも行ってらっしゃる食通の方なので、わたくしモネの味蕾がバッドなのかも知れない。

本当に食、こればっかりは好き嫌い、感じ方で個人差あります。

ヤマサ氏は、「やば鳥」か「きんぼし」にいつも行くと書いていて、「すみれ」を雰囲気だけで良さが分からないと酷評していました。その「すみれ」をドクターSS氏が絶賛していたりと…

焼鳥も奥が深いですわ。

追記
同じ大須なら初鳥の方が間違いなく美味しいが、老人の大将があまりやる気なく、５時に行っても予約客以外入れなかったりする。
５時の訪店で断られて裏の味仙でちょっと一杯やって、５時４０分くらいに初鳥の前を通ったらカウンターに誰もいなかったりしたｗ。
それからは、「３０分で帰るから、ちょっと一杯やらせーや！」と強く言うと入れてくれたりするｗ。こういう店は疲れるから、あまり行きたくはないです。

つーか、焼鳥ってちょいと軽く一杯みたいな、わざわざ数週間前から予約して行くもんでもないでしょうに…

まあ、ちょっとずつ、空いていていい感じの焼鳥屋、探してみますです、ハイ。