河文(日本料理)中区

投稿時食べログ口コミ件数:9件

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名古屋最古の料亭はしっかりとした味付けでお酒に合う料理のオンパレードだった!

料亭河文で会食。

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入口。当り前ですがゴミ一つ落ちていない。

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部屋からの眺め。ステージのような水鏡の石舞台。結婚式の記念撮影などにも利用しているそうで。和装に映える舞台です。

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経営権は変わったようですが、料亭の佇まいは昔のまま。

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食前酒/日向夏酒

さらっとほどよい柑橘系の味。30℃近いこの日には最高です。まさに食前酒。夏の訪れを感じずにはいられません。

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前菜/鮭松前酢、眞子和え、鯛の子寄せ、子持ち昆布 芹 ずいき、隠元胡麻和え、巻鯣、松風、厚焼玉子

この美しい絵づらだけで酒が飲めてしまいます。

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黄金色の器で料理が映えます。

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御椀/海老真蒸 熨斗大根人参 つる菜 花柚子

これは美味かった(笑)。今日一。海老がプリプリで口の中で暴れて弾ける感じ。汁うめー、これは5、6杯食べれるそ、と皆で話す。

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御造/鮪、真鯛、鳥貝、大葉 紅蓼 より胡瓜 廿日大根 本山葵 花穂

量は少ないですが、一個一個解体して順序良く食べる喜び。盛りがとにかく綺麗。まさに造り。鮪は見た目はガチガチですが程良い柔らかさ。鳥貝の印象強し。わさびも当然美味かった。

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御凌/小豆おこわ蒸、銀餡、三つ葉、生姜汁

おこわもデリケートな味かと思いきや、きっちり味が乗っています。

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焼物/金目鯛柚庵焼、花蓮根、はじかみ

金目は色が凄い。てりが出ている。焦げ目の付け方も絶妙。アート作品です。蓮根は断面のキレが凄い。アルミとか鋼みたいな存在感。はじかみは焼き魚の後の口直しに最適。

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焚合/合鴨醤油煮、冬瓜、南瓜、大莢、湯葉、辛子

この合鴨は料亭らしからぬしっかり味。辛子も乗っかり無茶苦茶ビールに合う。このあたりで、いわゆる料亭の薄味ではなく河文はしっかりした味付けの方向性をとっているのかな、と思う・・・

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揚物/穴子天麩羅、松葉独活、檸檬

天麩羅喰ってるのに、あまり油を意識させない。

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御食事/鯛御飯焼おにぎり茶漬け、出汁、浅葱、山葵、海苔、奈良漬、柴漬、青菜

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甘味/西尾抹茶冷製しるこ、黄粉茶アイスクリーム、枇杷ゼリー寄せ

甘さ控えめが酒飲みには嬉しい。

料理はもっと薄味かなと思っていましたが、結構しっかりした味付け。このへんは、経営権が変わったためでしょうか。多少、若い人向けに振っているのかなと。昨年の暮れに香楽に伺いましたが、香楽は御椀でもシンプル、食材のみの薄味って感じでほんと集中して味わっていたような気がします。間違いなく酒のつまみになるのはこの日の河文の料理。で、どちらが良いかというと、両方美味い。どっちでもいいです(笑)

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料理堪能いたしました。たまには贅沢もいいもんです。たまには・・・

河文
名古屋市中区丸の内2-12-19
TEL 052-222-0873
営業時間 11:30~14:30(L.O)17:30~21:00(L.O)
定休日 不定休(土・日・祝は婚礼予約のお客様優先)


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