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ホルモン系焼肉屋らしからぬ、きめの細かい接客は、ゴールデンウィーク明けの疲れを十分癒してくれるものであった!
復活した美奈登に行くも臨時休業の貼り紙が、orz
もう既に昼からとんちゃん口になっていることもあり、美奈登から同じホルモン屋の伊勢屋本店に移動。ちなみに美奈登が閉まってる>仕方なしに伊勢屋に移動、のケースは過去に10回近く有り。そんな時は美奈登の常連客を伊勢屋で見掛けることもあったりして。
伊勢屋に到着!
今日は5月なのに30℃近くまで気温が上がりました。さぞかし、ビールが美味いことでしょう。日差しが眩しいです。
瓶ビール大
取り敢えず、クラシックをオーダー!
ビールは大瓶でキリンラガーとクラシックをチョイスできます。両方置いてある店、たまに見掛けます。伊勢屋はデフォルトは決まっていなくて、瓶ビールをオーダーすると、
「ラガーとクラシックありますが、どちらにしましょう?」と毎回聞いてくれます。自分はもちろん熱処理してあるクラシックをチョイス。
瓶ビールを持ってきたお姉さんが両手を合わせて箸入れを自分の方に差し出してくれます。こんな気の効いた接客はとんちゃん屋ではまずお目に掛かれません(笑)。箸は木の使い捨て割箸とプラスティックのエコタイプのものと選べます。木の割箸は物凄く長くて立派な箸、長いから焼きコンロの熱が手に当たりません。
入口横には手荷物を置ける棚が、テーブル席には椅子の下に荷物を入れるスペースがあります。荷物やコートなどに焼肉の匂いが付かない配慮ですね。
とんちゃん、タレ
カウンターに置いてある、おろしニンニクと唐辛子を入れて味を調整。
物凄く薄くてペラペラで網目から滑り落ちてしまう、たらたらのとんちゃんがありますが、こちらは適度な厚みがある普通タイプのとんちゃん。
用意されたつけダレを付けて食べます。たれは甘みを抑えた出しゃばらないあっさりタイプのもの。あまり印象が残らない薄いタレです。いわゆる市販されている甘めの焼肉のタレなんかとは真逆のタイプ。
このあたりのホルモンはシロコロなどの特上とんちゃんなどと違って、とんちゃん自体の持つ食感とか旨味は皆無なので、勝負はタレ、タレで喰わせないとダメだと思いますが、こちらはタレにパンチがなく多少弱いので全体的に曖昧な印象です。
前述の美奈登のタレはちょい甘め、酒飲みが我慢できるギリギリの甘さでコクもあって炭火との相性もベストマッチ。このホルモンには個人的には美奈登タレが合うかと。
実は、美奈登と伊勢屋は多少関係があるようで、肉の仕入れ先は同じだと、以前、美奈登の兄さんに聞いたことがあります。
豚ミノ、ピリ辛指定
豚ミノ、ハツ、ネッコ、アブラミ、食道あたりがピリ辛指定できます。ピリ辛とうたっていますが、さほど辛くありません。言われなければわからないくらい。ミノなのでコリコリっとしていて大変ビールに合います。ただ、とんちゃん同様、タレが薄いのでうま味が若干弱いかも。
燗酒、1合
心臓と一緒にオーダー。焼肉屋や中華料理屋などのグラスはべとっとしていて油っぽいケースが多々ありますが、伊勢屋はグラスが綺麗です。味はすっきりしていて飲みやすい。
ハツ、塩
薄切りなので網に乗せるとすぐに焼けます。心臓も美奈登と同じ味がするので同じ仕入れでしょう。ただ美奈登は尋常じゃないくらいの厚切り、そしていい加減な切り方(笑)。そのアバウトな切り方が、塩で喰うと妙に口のなかでごわついて、たまらなく美味かったりするのです。
ハツを焼くとこんな感じ。厚みは美奈登の半分くらい。
タレ、タレと二枚分焼いたあとのハツ塩なので、網チェンジ要求しようと思った矢先、ハツ配膳のタイミングで何も言わずとも網を替えてくれました。このあたりのサービスや気遣いは本当に素晴らしいです。美奈登だったら丸焦げになっても基本、要求しないと網チェンジしてくれませんし、2枚くらい焼いた後だと、もうちょっと使ってよ、とおばちゃんに拒否されたりします(笑)。
全体的に、美奈登との比較みたいな記事になってしまいましたが、自分にとっては両方ともお勧めできるとんちゃん屋です。
女性などを連れていく場合は接客や匂い対策の面などで伊勢屋がいいでしょうし、一人でフラッととんちゃん、心臓で一杯なんて使い方なら当然美奈登。とんちゃん屋も奥が深いです。
レコメンドメニュー/
とんちゃん(塩)
食道、ネッコ、油身(ピリカラ)
刺身各種
伊勢屋本店
名古屋市熱田区花表町13-21
TEL 052-881-9318
営業時間 16:00~21:30
定休日 日曜日及び月曜日が祝祭日の場合
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