投稿時食べログ口コミ件数:49件
瑞穂の住宅街にある、じもぴーに愛された憩いの店だったが、今現在、超絶人気店となっていて、ディズニーランドさながらの観光地化しているのであった!
瑞穂に用事があり、4、5年振りに何となく喰いたくなり、ふらっと訪店。時間は5時半頃でしたが、店内は満席。入口歩道沿いあたりの立ち飲みスペースも満員と超おしくらまんじゅう状態。小上がり席にたまたま空きができ、5分程で入店でき「ラッキー」と呟く。
レッドウイングのアイリッシュセッターを履いていたので、小上がりに上がるまで異様に時間が掛かる(笑)座敷にブーツはNGですわ。
ちょっと調べたら、開店は1959年のようです。
実は、子供の頃、このあたりに住んでいて、品川にはよく、おかんに買いに行かされました。
「晩ごはんまで時間掛かるから、ちょっと、串カツ買ってきて~」
「嫌だよ、めんどくせーな」みたいな感じで(笑)
千円渡されて、串カツとどてを買いに行くも、2本くらいはその場で手を付けてつまみ食い。店のおばちゃんには「おつかい、えらいね」なんて言われたのを憶えています。
で、そんな僕も成人して品川で酒を飲むようになり…(笑)
ビールの話にいきなり飛びますが、アサヒスーパードライと聞くとこの「どての品川」を思い出します。逆に「どての品川」で連想するのもアサヒスーパードライ。名古屋以外の飲み屋なんかでスーパードライが出てきても「どての品川」を思いだしてしまう。銀色のラベルをCMで見ても…
ちょうど酒を飲みだした頃、アサヒから凄いビールが出ると噂になりました。開発プロジェクト、コードネームはFXみたいな(笑)。試作品の段階からアサヒがものすごく力を入れて宣伝していました。
だから、何が言いたいのかと言うと、
日本?名古屋市?瑞穂区?かは分からないけど、1987年の3月の発売開始日、確かそれ以前、どこよりも早く「品川」がスーパードライを置き出したのです。
で置いてある店は殆どなかったし、発売当初は手に入り難かったので、スーパードライ目的で来店しているお客さんもいました。
当時、シュパシュパして、スーパードライはうめーな、なんて言って飲んでいた僕も、おっさんになり、色々酒を飲むようになって、今現在では、ラガービールが好きです。スーパードライは飲まなくなり、苦手になってしまいました。
昔は、品川に行くと近所の話題が殆どでした。地元のおっさん、おばちゃんが、どこどこが店閉めたとか、あそこの子供が嫁に行ったとか・・・(笑)
昔は地元の人に愛されて細々やっていた店が、インターネット等の情報社会になり、観光地化してしまい、何となく、じもぴーが行かなくなり、店員も忙しいだけで、客との会話なし。来る客はみなアウェイの人、みたいな典型的な店のパターンです。
この日は、名古屋市以外から来たと話していたお客さんもいました。
品川はインターネットの情報では凄く美味しいと、評価されています。こういったら、品川や品川のファンに怒られてしまいますが、普通のオーソドックスな串カツです(笑)
そんなに死ぬほど美味くないです(笑)普通にうまいその辺の串カツです。
例えば、名古屋近郊から品川にきたとして、その方の住んでいる地元には串カツ屋はないのかと。絶対に品川みたいな串カツ屋はどこの町にもある筈です。
これだけ混むと、そんな事も考えてしまいました。
で、ビールはもちろん、スーパードライ(笑)
味噌串カツはかなりの甘味です。薄味が好きな人にはちょっとくどいかも。
とんのタレ。これも甘味です。
蒟蒻は真っ黒で完全に味が染み込んでいる。好きな人にはたまらないと思います(笑)
これは、僕が飲みに行くときに必ず用意する「My塩」(笑)
ねぎまも人気です。今回は、ちょっと表面が焦げ過ぎ、中は火の通りが甘くねちょっとしていました。※火の強いところに置きっぱ、返しや移動があまいとこうなる。
これだけの人気店になると、サーブする商品に状態の差異が生じるのはしょうがないか?
※どうでもいんですが、今、画像を見てはじめて気付きました。発見してしまいました。
―葱・肉・葱・葱・肉・葱―
の並びで、葱と肉が等間隔ではない!(笑)
冷や酒。これは昔はなかったような。
若いアルバイトスタッフが二人加わっていました。これだけ混むと人員いるわな、でも、結局、売上上がっても固定費増すから、結局、一緒やろ、なんて心の中で思って、なんか自虐的ですいません。
まあ、こんだけ混むとちょっと遠のきますね。
店ってなんやろ?ってちょっと考えて。寂しいような悲しいような。
皆さんの地元にも品川みたいなケースのお店ありますか?
追記>
実は、とんちゃんの美奈登と同じ筋にあります。美奈登がある交差点を南に南下、信号もスルーして7~8分程歩くと、どての品川の赤い提灯が見えてきます。昔は、美奈登>品川のハシゴもよくしましたが、今は品川が満席で座れないでしょう。
追記>
2017年夏、久し振りに訪店しました。お話し好きなお母さんが2月に亡くなったようで、寂しい限りです。ご冥福をお祈りします。若大将の息子さん?は恰幅がよくなって頭髪も真っ白になっていました。時の流れを感じます…
汚ねーw。終戦直後の屋台を彷彿させます。センターは甘だれ、右が味噌。
息子さんが、これでもかと、追い味噌を投入(笑)。
砂肝(泣)
品川は焼き物がいまいち。ハツが売り切れということで、仕方なしに砂肝をオーダー。※悪魔の3本縛りです。
上の写真が出来上がった砂肝。喰う前に、美味しくなさそうなのがわかる。明らかに焼き過ぎですわ。串打ちした状態の砂肝より体積が半分くらいになってしまっているw。
まるで、ぼんじりタレみたいです。味の方が…ノーコメントです。
「兄さん、焼き過ぎで、喰えんで」とクレームを付けようとしたが、やめておいた。何十年やってる店なんだから、それはスタンダード、いわゆる許容範囲なのだろうから…
兄さんが焼き物を焼いているが、焼くパフォーマンスがいけてないので、目の前で喰っていてもライブ感がいまいち。写真の塩の振りかけ方も初心者みたいだ。たどたどしくネタの数センチ上から振りかけている。毎日焼いているのに何故…?。
焼きにはセンスがいるのだろう…
右サイドにいた、学生二人組はサワーだけでずっと粘っていた。美味いと勧められた餃子屋がいまいちで、俺は王将の餃子の方が好きだ、王将は凄い、神だ、とずっと話していたw
何でもいいがお前ら喰わんならさっさと帰れや、品川は、長居する店ちゃうでー、は禁句です…
店が物凄く繁盛して、店が客とコミュニケート取らなくなり、いわゆるビジネスライクな接客をし出すと、前述の学生みたいな客が増えてきますわな。学生は店主に話しかけられるような店は苦手ですから…
2017年の夏、久し振りに行った品川は学生サークル貸切みたいなノリでした…
※品川で呑んでた、おっさんはどこに行ったのだろう…
モネの評価 総合17点
5★★★★★☆☆☆☆☆ 料理・味
1★ サービス
4★★★★ 雰囲気
2★★ コストパフォーマンス
2★★ 酒・ドリンク
1★ 清潔度
2★★ 独創性・素材
どての品川
名古屋市瑞穂区下坂町1-23
TEL 052-881-5529
営業時間 17:00~21:00
定休日 日曜日
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