投稿時食べログ口コミ件数:502件
昨今の讃岐ブームの中、元祖「釜玉」のうどん屋は店員のエネルギーがトッピングされ活気に満ちていた!
まず、食べログの口コミが500件以上ということで、凄いです。もういまさら記事を書く必要がないんじゃないか、とも思ったり。
なので、山越うどんの記事なのですが、今回は香川県の食文化としてのうどん、名古屋のグルメとしてのうどん、そのあたりについて書いてみます。
物凄くのどかな道を車で走り、目的の山越へ。駐車場からとことこ歩いてお店に向かうと朝っぱらからこの行列。
50分程待って店内に入る。
タオルを頭に巻いたスタッフが厨房内、所狭しと動いて。全く私語がなく、活気があります。
うどんとトッピングを受け取ると、すぐさま店の庭へ。
かまたまにかけ、トッピングはちくわ。
まず、かまたまを食す。当り前ですが、全てのたまごかけ料理に共通するのが、たまご味が前面に出てしまい肝心なメインのものが味わいにくくなる。よって、自分としてはかけがおすすめ。
ということで、次はかけを。
讃岐うどんですから、角が立ちまくったコシがある麵をイメージして口に入れたら拍子抜け、適度な固さで。うどん=小麦粉ですから、正直うどん自体に味はありません。歯応え、ぬるっとした麵が喉を通る食感、フィーリングを楽しみます。ごちそうさま。
うどんについて想う/
うどんは小麦粉の究極の形!?白い粉末を練って団子状にしたパンから進化し、細く切ってゆでると全く違った食べ物になる、小麦粉の芸術品ですね。
もともと、うどんは、蕎麦が高くて買えなかった人たちが、栄養はないが高カロリーで腹がふくれる、といって重宝された喰い物だ、と福井の蕎麦屋おおくぼの店主は言ってました(笑)。うどん好きが聞いたら怒るぞ、と思いながら聞いてました。おおくぼ氏は小麦粉を使った食物はパンを含め一切食べないとも…
自分は蕎麦もうどんも両方おいしく頂きます。蕎麦は味わい、うどんは食感を楽しむ、そんな感じで。
現地の人に、一番よく行くうどん屋は?と尋ねると、一番近くにある子供の頃から喰ってるうどん屋がいいと、おっしゃる方が多くて。
うどんは味わうって感じじゃなくて、空いた腹を満たす喰い物、いわゆるジャンクフード。毎日食べるものだから、空気みたいな存在。ということは、山越みたいに安価な料金で提供するのが当然で、名古屋のうどん屋みたいな高い料金にしたらそれはもう、うどんがうどんではなくなってしまう、と思いますが、いかがなものでしょうか?
香川県は肥満率、ダントツ一位とアナウンスされてました(笑)
毎朝、うどん喰ってたらそりゃ太ります。
開店から満席の山越の庭。
レコメンドメニュー/
かけ
山越うどん
香川県綾歌郡綾川町羽床上602‐2
TEL 087-878-0420
営業時間 9:00~13:30
定休日 日
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