がん汰(焼き鳥)昭和区

投稿時食べログ口コミ件数:5件

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顎ひげをたくわえた、おおがらな大将は威圧感十分?それはたぶんに演出的でもあった!

5年前、知人にここの刺身がおいしいよ、と聞いたのをふと思い出し、2016年の夏に登場しました。

アクセスは、地下鉄桜通線の「吹上」から東に徒歩8分位です。

※非常に辺鄙で分かり辛い道路沿いに「がん汰」有り。

5時30分オープンとのこと、口開けの5時30分に店に着くも、「準備中」の札が…

しばし、入り口付近で待つ。

5時35分になっても暖簾が出ない。やべー、今日は臨時休業かな?と思い不安になる。

5時40分。扉を開けて思い切って中に入る。「やってますかね~?」

店内から「えー、ああ、まあいいっすよ」の声が…

anyway一言、言いたい!個人店でよくあるのですが、オープンの時間は守れ!

「とにかく、時間は守れ!!!」

えらそうに、すいません。チェーン店ではまずありえませんが、オープン時間がファジーな個人店はちょいちょいあります。はっきり言って、気がゆるんでいます。猛省願いたい…

入店してから、

店主が、店のライトを点ける(笑)。それから、暖簾か何かを持って外に出て開店の準備をし始める。

おいおい、待てやー、わし、もう席におるやん、いう話ですわ。

ここまでで「焼き鳥、がん汰」マイナスポイント無限大です(笑)。

カウンターに座り、メニューを見ていると、スタッフの年配の女性がやってきて、お飲み物は何にしましょう?と僕に聞く。

ドリンクの催促だけはえらく早いのだな、と思いつつ「生ビール」をオーダー。

ここ「がん汰」はサントリー一本の展開のようで、サントリーが苦手な僕としてはちょっと残念。サントリーメインは構わないが、キリンラガー、サッポロ黒ラベルの大瓶くらいは冷蔵庫で冷やして置いておいて欲しい…

で、サッポロプレミアムの生ビールが登場。

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これが、残念。泡が沈んでいるし、何よりぬるい(泣)

外は真夏のくそ蒸し暑い名古屋で33℃です。汗だくで登場した客にこの温度の生はないわー。

※大将、とにかく、呑んでみて!真夏の名古屋、店の周りを一周歩いてみて!そして自分の注いだビールを飲んでみて…

真夏の名古屋で、この生ビールは明らかに、ぬるいです。

焼鳥は、まず「つくね」と「三河鶏(塩)」をオーダー!

で、待てどくらせど、焼き鳥が出てこない(笑)。

ぬるい生ビールだけをちびちびやっているこの寂しさ、お通しも出ない。

と思っていると、

キャベツのお通しが、6:00頃に登場!

入店したのが、5時40分。何でお通しが20分後の6時なの?理解に苦しみます…

それって、お通しじゃねーじゃねーかと(笑)。

キャベツくらい、切って用意しとけや!

いい加減、遅い、我慢できなくなりクレームを付けようかなと思うも、ぐっとこらえる。

わたくし、モネも、だいぶ平和的、温和になりました。

で、一杯目の、ぬるい生ビールを飲み終えた頃に、最初の焼き鳥、「三河鶏」と「つくね」が出ました。

遅いわ、時間は6時5分です。遅すぎる(笑)。

たぶん、火をくべていたのだと思う。で、これだけ遅く出したのに大将は普通に、「はい、おまち」と(笑)。

大将、そこは違うで、大きく出るとこちゃうで、やっぱり非があれば…なんて思ってしまう、

まず一言、エクスキューズが欲しい!

「火おこすの時間かかってます、すいません」とか、

大将は、謝ったら負けだ、みたいなタイプなのでしょうか…

他に客がいなく、入店してから、一本目の串が出てくるまで、25分待った店はあとにもさきにもここ「がん汰」だけです。

で、肝心の焼き鳥は、

「三河鶏、つくね、はつもと、ぼんじり、ささみわさび、心臓、砂肝」を食べました。

ドリンクは、「生ビール、赤ワイングラス、日本酒熱燗緑川」

順に書き記します…

生ビール>550円。ぬるいし泡が沈んでいる。

赤ワイン>チリ400円。廉価版のパック赤。グラスも最低レベル。後述しますが、アンデルーナもこのグラスで出すのだろうか?

日本酒>緑川。熱燗と言ったのに、究極のぬるかん。出すときに、加減を聞くこともないのが寂しい。

★焼鳥の評価

色々な部位を塩でオーダーしたが、どれも同じような脂っこい味わい。

全て、塩なのにオイリー。

食べ終わった後のお皿に、油や汚れがかなり付くタイプの塩焼き鳥。

皿に、油が付く塩焼き鳥は基本的に美味しくないです。

味は、濃い。喫煙者はジューシーだと言うでしょう。繊細なフィールはないです。

多分、ここ「がん汰」は喫煙率かなり高いのではないでしょうか?

※大須の角屋で砂肝頼んで、アルマイトの皿がべとべとに汚れますか?(笑)。

最後にここ「がん汰」の名物らしき、白肝刺身をオーダー!

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これは美味い、確かに美味い…

が、少し脳裏をよぎったのは、5年前にはこれを、600円くらいで提供する店はそうなかった。

2016年、今現在では、そんなに珍しくない現実…

例えば、とんかつオゼキのひれかつ定食の衝撃は小学生の頃の自分は忘れないwww

が、今となっては知多家でもおいしい同じようなカツを出す…

で、結論ですが、

話はそれまくりですが、

上記の串とドリンクを食べてトータル3500円。

普通というか、それほど安くは感じませんでした。

串のポーションもかなり小さい、ミニチュアサイズです。

★接客等、サービスについて

こちらが丁寧な言葉で、接しているのに、タメ語は止めて頂きたい。威圧的なタメ語で接客されて喜ぶ程、俺はマゾじゃねー。

顧客の名刺が、店内入り口付近の壁に、所狭しと画鋲で刺してある。んー、自分なら頂いた大切な名刺に画鋲は挿せない(笑)。また、自分の名刺に画鋲で穴を開けられたくはない…。個人情報の観点からもどうかと感じました。

追記>

最近、感じたのが焼き鳥屋でほんとうに美味しくてリーズナブルなお店がない。結局、なんとなく皆さんそう感じていて鶏貴族でもええやん、となってしまうのかも?

ここ、がん汰も油ギッシュで繊細な味わいは皆無。ポーションも小さ目。個人的には不満足です。

ここ数年、個人の焼鳥屋さんは、全体的にポテンシャル低くなってきている気がします。逆に鮨屋は上がってきているように感じます。

いかつい表情で焼き台の前に立って、焼き鳥を提供すれば、お客はそれなりに美味しく感じてしまうのか…(笑)。

※昭和区、瑞穂区近辺で、美味しい焼き鳥屋があれば是非教えて下さい。

ピザが置いてある、居酒屋風焼き鳥屋はNGです…

ワインについて>

入り口の張り紙に、ワインのボトルラインナップが貼ってあった。

アンデルーナ、ボトルが3000円だった。(仕入れは1400円くらいのワイン)

アンデルーナは、わたくしが大好きなアルゼンチンのワイン!アンデルーナで一番人気のメルローがラインナップされており驚きました。

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ここのシャルドネなんて、フレンチオークでねかして、物凄く樽臭くて、かなりマニアックなワイン。

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ちなみに、このミッシェルロランがコンサルしたブランド。

で、がん汰の大将に、ワインは何があるか?リスト下さいと言ったら、壁のチリワイン400円のポスターを顎で指された(笑)。

で、思ったのは、このアンデルーナを「がん汰」店主自らがワインイベントで試飲して、自ら選んだとはとても思えない。

このレベルのワイン(がん汰に対しこのワインが役不足)を提供するならば、グラスやワインに対してのアプローチにもっと気を遣う筈…

多分、ワイン好きの常連客や関係者のお勧めで入れたのだろうと推測…

最後に、

最近の、個人店の焼き鳥屋によくあるパターンの店。ワインに焼き鳥もブームだから、ワインを置いてみたが、店主はワインの知識がない…

それほど、高級な店ではないのに、冷酒は八海山のみとか…

商い、接客をもう一度考えた方がいいのではないかと、ちょっと緩んでいないかと…

ちょっと酷評になりましたが、記事は真実です。商いは明るく愛想良いのが基本だとわたくしモネは思っております。店主と客はフィフティフィフティ、対等です。どちらが上でも下でもありません。

【炭火焼鶏 がん汰】

名古屋市昭和区塩付通1-12-9
052-731-0212
名古屋市営地下鉄桜通線 吹上(愛知県)駅4番出口より徒歩7分

モネの評価 総合15点
3★★★☆☆☆☆☆☆☆ 料理・味
1★☆☆☆☆ サービス
2★★ 雰囲気
2★★ コストパフォーマンス
2★★ 酒・ドリンク
3★★★ 清潔度
2★★ 独創性・素材

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